日下先生の自画像がマルマインである理由は、雑誌のあるコーナーで自画像を描いたときに、その絵を日下先生の知り合いが「マルマインに似ている」と言ったことがきっかけになったという。
(質問No.002)



(初期の製作秘話での)山本先生の自画像で使われている茶色い動物の正体はウサギである。
(質問No.007)



ポケットモンスターSPECIALの海外版が出版されているが、その国はアメリカ、イタリア、フランス、ギリシャ、ドイツ、韓国、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイの12か国・地いき+その他(2003年当時)である。
その他というのはニューカレドニアではフランス語版が売られ、ペルー、フィンランドでは英語版が売られているものをいう。
(質問No.017)



山本先生がポケットモンスターSPECIALを担当する以前に描いていた作品は『週刊少年サンデー』でのデビュー作、『鬼面騎士』、初の連載作品である『風の伝承者』という格闘マンガである。
(質問No.019)



ポケットモンスターSPECIALが学校で使う教科書に載っていたということだが、その詳細は抜粋して以下に記載する。

●出版社-----------教育出版
●教科-------------国語
●学年-------------小学五年生
●使用年度----------2002年度から
●教科書名---------『ひろがる言葉〜小学国語 5(上)』
●教科書内の文章----「まんがの方法」/石田 佐恵子

ちなみに紹介されているページは1巻の141ページである。
(質問No.020)



2001年の8月8日に8・9・10巻が発売され、1巻も同じ日に発売されたという。
ポケットモンスターSPECIALなどの単行本「てんとう虫コミックス」「てんとう虫コミックススペシャル」シリーズの新刊発売日は毎月25〜28日くらいと決まっている。
それにもかかわらず8月8日だった理由は、本の制作の都合により7月末の新刊発売日に間に合わず、少しでも早く出そうとしてお盆前に発売すると偶然日付が重なったということだそうだ。
(質問No.024)



ポケットモンスターSPECIALのアメリカ版の公式ホームページのキャラクター紹介でグリーンが「BLUE」、ブルーが「GREEN」となっているが、これはアメリカ版だけの特徴であるという。
アメリカではじえめて初代のポケモンゲームは『赤』と『青』であり、これと同じ考えでアメリカの星条旗の色を使用しているということになる。
つまり、アメリカでは赤に対する色は青、という傾向が強いためである。
(質問No.025)



日下先生がキャラクターの設定を編み出すときにまず一番に考えることは『トレーナーとしての個性』であるという。
それは手持ちのポケモンに限らず、持っている道具や身につけている物、それに戦い方にも反映されている。
ちなみにゴールドの場合はスピーディでスタイリッシュなものという発想だった。
(質問No.026)



イエローが主人公になった理由として、公式サイトから抜粋し以下に記載する。

『3巻・第36話でレッドの助けた女の子が次章の主人公になる』。
このことは、わりと早めに構想の中にあって、正体を隠して旅立つというのも決まりました。
ですから最初に考えたのは「あのポニーテールを隠すものを何にするか」ということでした。
いくつかの案の中で『麦わら帽子』が気にいり、また平和的なキャラクターにも合っているということで、決定!
洋服は第36話で着ていたいたものをアレンジして着せることで『実は正体はあのときの彼女』だということのヒントに。
釣り竿は…麦わら帽子をかぶせた時点で、イメージが合うので追加された小道具です。
ドードーに乗って陸路を移動するところからウエスタン調という要素も加わって、最終的にあのビジュアルになりました。
作中では初めて、真白なところから描き出すキャラクターだということで、とにかくレッド、グリーン、ブルーに見劣りしまいように、また、おとなしいキャラクターであってもそれが個性として生きるようにと、あれこれ考えた覚えがあります。
(質問No.029)



日下先生が好きなポケモンはルギアであり、キャラクターではゴールドである。
山本先生が好きなポケモンはヤドンではなく、ルージュラである。
その理由は初めてポケモンのゲームをプレイしたときに手持ちポケモンの主力として活躍したのがルージュラだったからからだという。
山本先生の好きなキャラクターはクリス、アンズ、ナツメだという。
(質問No.037)



日下先生も山本先生も小学館の本社ではなくそれぞれの仕事場で原稿を書いているが、打ち合わせのときは小学館の編集部に集まっているとのことだ。
(質問No.043)



日下先生がマンガの原稿を書くためにポケモンのゲームをプレイし始めたが、そのときのバージョンは『緑』だったという。
そのときに最初に選んだのはフシギダネであった。
(質問No.050)



日下先生の気に入っているポケットモンスターSPECIALの1コマはゴールドが夕陽を背景に「教えてくれ!」と叫ぶシーンや、ゴールドが仮面の男に「てめめにとってポケモンってなんだ!?」と問い掛けるシーンだという。
山本先生も日下先生と同じくゴールドが夕陽を背景に叫ぶシーンや、ブルーの頭上をホウオウが通り過ぎるシーン、マサキが「なにが科学や!」と叫ぶシーン、ディレクターがリーグ会場に送られてきたファックスを見て涙ぐむシーン、クリスが「ゴメンね、スイクン!」と言って涙を流すシーンなどが挙げられている。
(質問No.052)



1巻と8・9・10巻の発売日が8月8日であること、レッドの誕生日も同じ日であることに対して日下先生は偶然の一致と述べているが、実はポケットモンスターSPECIALが掲載されている学年別学習雑誌『学年誌』は約80年前に創刊されたが、その創刊日も8月8日だったという。
(質問No.083)



ポケットモンスタSPECIALに登場する『ポケモンスタンプ』はポケモン世界で使用される切手、という設定であり、学年誌の付録として付属している『ポケモンスタンプ』は実際に切手として使うことはできない。
(質問No.092)



ポケモンを上手に描くコツを山本先生が述べている箇所を抜粋し、以下に記載する。

ポケモンを上手に描くコツは、いきなり最初から細かく描くのではなく、まず大まかなかたちを描いてから、少しずつ部分を描いていくことです。
それと描きたいポケモンをよく観察しよう。
頭と体のバランスや目が顔のどのへんにあるとかね。
(質問No.101)



マンガの中に時々図鑑のゲーム画像が挿入されているが、これは日下先生が実際にプレイしたゲームの画面を使用しているとのことである。
(質問No.103)



第3章のラストにあるトレーナーデータの一覧表に、各トレーナーごとに1匹ずつ▲のついているポケモンがいる。
あれの意味するところはオーキド博士やウツギ博士の持っていたポケモンを手にする以前から一緒にいたポケモンを示すためのマークだという。
つまりあのマークにはもうひとつの意味での『最初の1匹』であり、特別の意味をもつポケモンということだ。
(質問No.104)



公式サイト内で第1章と第2章を載せることはないという。
(質問No.107)



マンガの中で度々見られるゲーム画像は「GBAキャプチャー」という専門の機械で撮影し、それを載せているという。
しかし高価であり、一般のゲーム量販店では売られていないとのことだ。
(質問No.110)



公式サイトは携帯電話専用ページではないため、ページの容量が大きく、文字の一部しか見えないということだ。
(質問No.111)



第3章ラストのトレーナーデータで使われていた画像は主人公たちの色のソフトの画像を使用しているとのことだ。
(質問No.115)



日下先生が映画のマンガ化や新作ゲームの攻略マンガの構成を担当するときに事前にその内容を確認するという。
映画であれば脚本や絵コンテを貰い、ゲームであれば開発中のゲームソフトをプレイするとのことである。
(質問No.117)



ポケットモンスターSPECIALなどのシナリオを考えるコツを日下先生が述べている箇所を抜粋し、以下に掲載する。

『このようにすればなれるよ』という方法みたいなものはないけど、少なくとも書きたいマンガがあるなら、その分野にくわしくなっている必要はあります。
そうやって知識をたくわえた上で、さらに人が「あたりまえ」に考えること以上の発想ができるように頭をきたえましょう!
そして「プロ」になるなら「そのまんがを読む人が期待しているもの」を分析し、それにこたえ、できればそれ以上のものをつくろうと努力することが大切!!
これはふだんの友達やまわりの人とのコミュニケーションがものをいうでしょう。
小説を読んだり映画を見たり、そうやって「おもしろい話とは?」ということの豊富なイメージを作り上げることも重要ですよ。
(質問No.129)



ゲームキューブソフト『ポケモンコロシアム』で金銀クリスタルの最初の3匹を1匹だけスナッチできる場面があるが、日下先生は草タイプが欲しかったためにベイリーフを手に入れたとのことである。
(質問No.133)



日下先生がルビー・サファイアをプレイしたときのプレイ時間はどちらも200時間を超えているとのことである。
(質問No.134)



ファイアレッド・リーフグリーンに関して日下先生は発売前からプレイしており、そのときの主人公の名前はレッド、選んだ最初のポケモンはフシギバナ(フッシー)とのことである。
その後の発売日に日下先生は自分専用に両方のソフトを購入したという。
シナリオ構成のために先行プレイしていたソフトは製品版ではなく、メーカーから借りていたものである。
(質問No.142)



日下先生と山本先生が仕事をしていない時間はあまりなく、ひたすら仕事に励んでいる仕事をしていない時間という。
(質問No.147)



『ポケモンコロシアム』のスナッチ編は連載をする予定はないという。
(質問No.151)



シナリオと作画とのバランスが整っている理由は「綿密に打ち合わせをしているから」だという。
先生方2人が思い描くイメージが食い違うことも多々あり、ゲームの画面を見ながら口で説明し、実際にポーズをとってリクエストをするということだ。
山本先生も作画上での希望があり、それを一場面ごとに行うために打ち合わせの時間は長引くとのことらしい。
いつも打ち合わせの際に立ち寄るレストランとは顔なじみになったという。
(質問No.153)



日下先生が一番のお気に入りのキャラクターは決めることができず、ポケモンでいうと自画像にも使われているマルマインや、ルギア、バシャーモであり、好きな話はカスミvsスイクンの話(150,151話)や第3章のラスト(180話)である。
カスミとスイクンの攻防よりもカスミの心情を表すことがメインだったということで「女の子の気持ちをどう描きだすか」を議論しあったという。
山本先生のお気に入りのキャラクターは描いていて楽しい人物であり、好きな話はザングースvsハブネーク、ルビーのおしかけ弟子の話だそうだ。
(質問No.154)



コンテストで使われるゲーム画像は日下先生がプレイしたゲームの画面を取り込んでいるのだという。
ちなみに「コンテスト出場ポケモンが4匹並んでいる画面」はゲームボーイアドバンスを4台繋いで撮影したという。
(質問No.160)



日下先生がルビーという人物を作るにあたり、一番苦労したことは編集部の担当を説得させることだったという。
(質問No.168)



日下先生がゲームで集めたポケモンの種類の数は386匹(全部)なのだという。
(質問No.172)



ジムリーダー・テッセンのダジャレは日下先生が考えている。
テッセンが登場する場面では山本先生や担当の編集者も案を捻ることもあるという。
(質問No.181)



日下先生はそれぞれのポケモンマンガで活躍しているが、「シナリオ」、「構成」、「原案協力」という形で関わっている。
これらの違いはマンガへの関わり方の度合いなのだという。
「シナリオ」とはポケットモンスターSPECIALのようにストーリーを全て考えて脚本の形にする役目をいう。
これをマンガにする人間に渡すのだという。
「構成」とはストーリーが定められているポケモン映画のどこの場面をマンガにするかを選び、どこで区切るかというように映画の内容を短く要約して組み立てていく役目をいう。
「原案協力」とはゲーム(ポケモンXD)などのマンガをマンガを描く人にゲームの内容やポケモンの情報を説明し、マンガに仕立てるときにアドバイスを送る役目をいう。
(質問No.198)



『ポケモンワンダーランド』が発売される時期は今のところ春休み・夏休み・冬休みの年3冊ペースと考える方が妥当である。
(質問No.213)



公式サイトの『ギャラリー』が更新される時期は不定期であり、新たなカラーイラストが幾つか決定したときだという。
(質問No.216)



日下先生が一番好きなポケモンは以前はルギアだったが、2005年のポケモン映画を観てルカリオを好きになったという。
(質問No.224)



日下先生が主人公の名前をつけるときはゲームと同じ名前をつけるが、連れているポケモンはマンガと同じ名前・性格・性別にしているという。
それによってマンガのストーリーを膨らませているともいう。
(質問No.232)



日下先生がストーリーを編み出していくときに伏線を張る場合、結末を頭に思い描いて脚本を書いているのだという。
中には結末を迎えるまでに100話ぐらい後も考えることがあった。
(質問No.234)



日下先生はポケモンのジャンルであればアニメやマンガもどれも見るという。
マンガの先生と日下先生が会ったときにはマンガの作劇論や登場キャラクターについて夜中まで話すことがある。
(質問No.240)



ポケットモンスターSPECIALで登場するヤマギのゴースのように、ゲームでは登場しない(トレーナーの)ポケモンが登場するが、それは日下先生があのトレーナーが持っていたら面白いのではないか、とか似合うと思い、持たせたいポケモンを閃かせて、それをどうストーリーに活かせるかを考えているからだという。
(質問No.243)



編集部側に寄せられた質問を採用する時期はおよそ毎月の20日前後である。
(質問No.248)



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